カテゴリ: 関西街紹介

セブンイレブンvsマック 「100円コーヒー」の戦いが始まった

セブンイレブンがマック(個人的にはマクドの方がしっくりくるので以後マクドとする)に宣戦布告をした感のあるこの100円コーヒー。


セブンイレブンvsマクド、というよりは缶コーヒーがワリを食うのではないか。

缶コーヒーの味も進化しているが、やはりドリップ式のマシンを使ってその場で入れたコーヒーの方がうまい。

しかも、価格は缶コーヒーの方が高い。


一方、セブンイレブンとマクドは「持ち帰り」「その場で飲む」の差があるので、すみわけができそうだ。

コーヒーを買う人には「コーヒーを買う人」「ゆったりとした時間を買う人」の2種類ある。

マクドでのコーヒータイムがゆったりしているかどうかさておき、座って一息入れたい人はマクドを選ぶであろう。


住みたい街を選ぶときに「おいしいコーヒー屋」が大事だという人には、是非ともお勧めしたい街がある。

京都だ。

それも四条烏丸周辺。


もちろん大阪や神戸にも雰囲気のいいコーヒー屋はある。

その中でなぜ京都四条烏丸界隈なのかといえば、以下の要素を満たしているからだ。


1、わしないビジネス街である

四条烏丸界隈は京都随一のビジネス街である。

ゆるりとした場所で一服するのもいいが、やはり躍動的な街を眺めながら一服するのがいい。

ささやかな優越感に浸れる。


、もちろんコーヒー屋も徒歩圏に複数ある

行きつけの一軒というのもいいが、やはりその日の気分で使い分けたい。

一日に2度3度入りたいときだってあるだろうからたくさんの店があってほしい。

四条烏丸界隈はビジネス街だけ、ドトール、エクセルシオール、スタバ等多くのコーヒー屋が居並ぶ。


、街歩きするに相応しいコンテンツが徒歩圏にある

とはいえビジネス街というだけではつまらない。

いろんなモノやコトをみて歩き、その合間に一服つきたいものだ。

その点四条烏丸界隈は、佛光寺等の寺社仏閣京都文化博物館等の観光施設が多く有り楽しめる。


上記1,2,3を体感するにはウィークデイに行くのがいいが、休日でも2,3は感じる事ができる。

もし機会があれば以下にお薦めの店をあげておくので是非足を運んでほしい。


イノダコーヒ

前田珈琲

高木珈琲


どの店も四条烏丸から徒歩圏内に複数の店舗を持つ。

また、イノダコーヒ以外は京都でしか味わう事ができない。


100円コーヒーには100円コーヒーなりの価値があるが、500円のコーヒーには500円の価値がある。

時と場合で使い分けてほしい。


ちなみに私の好きなのは、前田珈琲にあるたっぷりシュガーの入ったあまいアイスティー前田のアイミ」。
これだけ書きながらコーヒーは苦手だったりする。
セブンイレブンの100円コーヒーを目にしたら、是非私の分も楽しんでほしい。



プロ野球若手の意識調査 「引退後に不安」71・5%

プロ野球選手が引退後に不安を感じるというのは、当たり前である反面、なにか寂しい気持ちになる。

「不安定な職場」であるのは重々承知だ。

しかし、プロ野球に限らずプロの選手はそのような事をおくびにも出さず、我々に夢を与えてほしい。

引退後のキャリアプランを考えていると思うと、一気に現実に引き戻されてしまう。

(もちろん、実際に考えていただく分には何の問題もない!)


とはいえ引退後は気になるもので、それは会社員とて同じ話。

引退後の生活で気になることはいくつもあるが、どこで暮らすかというのも気になる事の一つだ。


ハワイや地中海の島でゆったりと暮らす予定があるなんて人はそれ程おらず、

駅から距離のあるニュータウンの戸建だと住みにくいのではないか、

タワーマンションで友達はできるのか、といった悩みを持つ人が多い。


そこで引退後、言い換えれば老後に住むのはどんなところが良いのかを何点かアドバイスしたい。


1、買物至便な場所

年を取るとちょっとした買い物が不便になる。

車で買い出しが必要なニュータウンではでるのも面倒になる。

ただし、食材や日常生活品の宅配サービス等も利用するという手はある。


2、歴史/文化が豊かな街にする

年を取ると時間に余裕ができ、近所を出歩くことも多くなる。

そんな時に、徒歩圏内/自転車圏内に名所旧跡や図書館、美術館等があると退屈しない。

老後は京都に住みたい、という人が多いのもうなづける。


3、温暖な気候のエリア

国内の街でも気候の差はある。

例えば、兵庫県南部の明石~垂水~舞子あたりは南向きの緩斜面である過ごしやすい気候。

京都や奈良は、盆地であり季節や朝夕での温度差が激しい。

気にしすぎることはないと思うが、京都に住んでみて「こんなに冬の寒さが厳しいとは」と漏らしている人もいる。


ほかにもいろいろあるが、とりあえずこの3点は老後住むには大切だ。

住む前に旅行で宿泊すれば確かめられるので、引っ越す前にはぜひとも「お試し期間」を設けてほしい。


老後をゆったりと過ごすための住居を手当てするには、ある程度のたくわえが必要。

そのために今を頑張って仕事に励まなければいけないのは、会社員もプロ野球選手も一緒である。

ただ、プロ野球選手の場合は会社員感覚とは少し違う。


もっとも引退後に不安を感じていないのが年収600万円以下の選手であり、

逆に、引退後にもっとも不安を感じているのが年収2000万円以上の選手との事。


通常の会社員家庭では、年収の10〜20%程度が貯蓄の目標値となるが、

仮に年収2000万円が5年続き、その間の貯蓄率を20%と想定すると、

2000万×20%×5年=2000万円の貯金が可能。

それだけの蓄えがあれば、贅沢しなければ住宅の手当ては何とかなるはずだ。


将来有望な若手プロ野球選手は、引退後の不安など考えずに、グラウンドで頑張ってほしいものだ。

喫煙率は微増で20%、女性像か目立つ 厚労省の国民調査

店ですっちゃダメ、家でもすっちゃダメ、道でもすっちゃダメ。

喫煙家の方にとっては、相変わらず住みにくい環境となっているわけですが、

そんな中「喫煙率増加」は多少意外な結果でした。


身の回りをみても「やめた」という人はいても

「最近タバコを始めた」なんて人は見当たりません。


年齢を重ねてから喫煙をし始める方はそう多くないと思うので、

これはおそらく若年層の喫煙率が上がっていると考えて良いのでしょうかね。


まあ、数字としてはそれほど大きなものではないので

今後行われる同様の調査をみなければ本当に増えているのかはわかりませんが。


吸える場所が限られてきたというのは喫煙者にとって肩身が狭いことですが、

「肩身が狭い」どころか罰金や過料を課せられてしまう行政がどんどん増えています。

いわゆる「路上喫煙禁止条例」ですね(行政によっては呼称の違い有り)。


関西でも多くの行政区で制定されています。

大阪市、京都市、神戸市、堺市などの政令指定都市はすべて条例有り。

大阪府をみてみると、大阪市以外にも

箕面市、茨木市、豊中市、吹田市、寝屋川市、枚方市、八尾市

等が条例を制定しています。一覧はこちら(pdf)です。


内容についてはまちまち。罰則規定やなかったり、禁止エリアでしか適用されない条例は実質的に喫煙者が減るとも思われませんが、

寝屋川市のように「市内全域の歩行喫煙禁止」なんて条例はかなり効果がありそうな気がします。


タバコが日本から消えてなくなる、となれば話は別ですが、そうではないのであれば

喫煙者と非喫煙者との折り合いをどう付けるかが大事になります。


タバコって吸いたい人に取っては吸わずにいられないという事情が有り、

吸わない人は「周りで吸われるのも嫌、そもそも生理的に嫌い」という人が大勢います。


例としてはあまり良くないですが、パチンコなんかも好き嫌いが激しいですね。

ならパチンコについて厳しい行政区があるように

喫煙にとっても厳しい行政区がもっとでてきてもよいのではないでしょうか?


兵庫県芦屋市ではパチンコ店の建築/出店ができないように

街で喫煙ができない行政は、きっと非喫煙者に評価を得れるはず。


寝屋川市が「市内全域の歩行喫煙禁止」という比較的厳しいルールを課してますが、

罰金や過料を伴っていないため確信犯には効力がありません。

ここはやはり「喫煙禁止」「違反者には罰金/過料」といった「過激な」行政が出てきてほしいもの。


既存の、特に関西の「路上喫煙禁止条例」は、市民へのアピールのためであったり、

近くの行政との横並びを気にして制定しているようにみえます。


芦屋が「パチンコ禁止」を掲げて新規の出店を許可しないのと同じように、「我が市では、路上喫煙は許さない」と強い態度で臨む行政区が出れば、きっと差別化による人気がでると思うんですがね。









11月もそろそろ終盤。街にはイルミネーションがあふれ、ショッピングモールはクリスマス商戦に突入。クリスマスプレゼントと言えば、今も昔もおもちゃですが、今年は任天堂の3DSソフト「どうぶつの森」が売れているようです。

任天堂のヒットソフトといえばやはり「スーパーマリオ」と「ポケモン」ですが、「どうぶつの森」はこれらの人気ソフトと比べて大きな違いがあります。

それは「ゴールがないこと」。マリオもポケモンも「勝ち負け」や「クリア」といった明解なゴールがありますが、「どうぶつの森」にはそのような概念がありません。自分のペースでまったりと楽しむゲームです。

これって、ゲームに限らず世の中の趨勢なんでしょうね。今までのルールや他人の目を意識したゴールにこだわらない感じ。やりたいようにやって楽しむ。

例えば街選び。昔なら「いつかは田園調布」、関西なら「いつかは芦屋」、そこまで手が届かなくても「ニュータウンで一戸建て」なんてわかりやすいゴールがありましたが、いまはそのような「住宅スゴロク」のルールから外れて、それぞれのライフスタイルを考えて街選びをする人が、特に若い方中心に増えています。

JR「福島」駅界隈や、空堀商店街界隈の周辺。これらの場所は決して高級住宅街ではない、どころかどちらかといえば雑多な街並みです。しかし、福島はタワーマンション、空堀は町家(やそのリノベーション)を探す人にとって人気の高い街になっています。

「どうぶつの森」の公式サイトをみてみました。そこで見つけたワードは「自由気ままな、暮らしの楽しみ方」。これって、まさに今の家探し、街探しのトレンドと符合するではありませんか! 「どうぶつの森」のヒットは単なる偶然ではなく、住まい選びのトレンドをヒントとして任天堂が狙って出したのではないか? 任天堂の読みの深さに少し驚いてしました。



【セブン&アイがPBビール、サッポロと共同開発】

なんだそうです。
ビールもとうとうPB商品がでる時代なんですね。

ビールは、食品や飲料の中でもブランド力が強く影響するカテゴリーで、
サッポロ、アサヒ、キリン、サントリー以外のブランド名で売るのは、
かなりのチャレンジである気がします。

ちなみに発泡酒は既に、イオンが韓国メーカーと組んでPB商品を出していますね。

ところで、ビールときけば国内各メーカー毎に特定の場所が想起されます。
少なくとも私は職業柄、メーカー名と場所の結び付きが異様に強いです。

サッポロの工場があったのは、JR茨木駅南側線路沿いの徒歩約5分のあたり。
2008年に閉鎖して、跡地には立命館大学がくる計画(PDF)となっています。

キリンの工場があったのはJR尼崎駅北側すぐのところ。
1996年に閉鎖して、跡地は「あまがさき緑遊新都心」として整備中。
現在は分譲マンション「尼崎D.C.」が建築中です。

アサヒの工場は吹田と西宮。吹田工場はJR吹田駅北側の駅前で今も健在。
西宮工場は阪急今津線阪神国道駅駅前(JR東海道線沿い)で今年閉鎖しました。
跡地は売却予定。国道2号線沿いの広大な土地なので商業と住居の複合開発、かな?

サントリーは京都工場が健在です。場所はJR東海道線山崎〜長岡京駅間の線路沿い。
JR山崎駅徒歩10分程の場所には「サントリー山崎蒸溜所」もあります。

どのビール工場も、住宅地としてのポテンシャルがある場所でしかも交通至便であったがために移転された感があります。サントリーの京都工場は駅からの距離がすこし遠いのですが、アサヒの吹田工場はJR吹田駅のかぶりつき。虎視眈々とデベロッパーに狙われているはずです。

ちなみに、どのビール工場もJRの線路沿い。これは、専用の貨物線を引き込んでいた名残で、今でも全国各地にビール工場へ続く廃線跡がたくさん見られます。




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